お知らせ

つまみの王様

【つまみの王様】

おはようございます。

アデッソの藪田です。

 

 

あなたはお酒を飲むときに

何か食べますか?

多くの方がお酒と食べ物を一緒に

採られると思います。

胃のためにもよいですしね。

 

 

お酒と一緒に食べるものを酒の肴

と言いますが、そのうち塩や貝の干物

木の実などの食べ物を手でつまんで

食べるような物を平安時代の頃から

「おつまみ」と言うようになった

そうです。

 

 

「おつまみ」という言葉は意外と古くから

使われているのですね!

 

 

私はスペイン料理をやっていますが

スペイン料理のおつまみで、絶対に

外せないものって何かな~と考えた

ところ、これだ!というものが

あります。

 

 

それは、生ハムです!

 

 

スペイン産生ハムの歴史は古く

紀元前1100年ごろにフェニキア人

によって豚がスペインに持ち込まれ

長期保存用に生ハムが造られるように

なりました。

 

 

その後、ローマ人がヨーロッパ中に

スペイン産生ハムを広めました。

そして現在ではスペイン産生ハムは

生産量・消費量ともに世界1位です。

 

 

スペイン人は生ハム大好き!

バルやレストランではまず生ハムを

つまみながら好みの酒を飲みます。

そして「今日はなにを食べようか?

メインディシュどうする?」などと

今夜のディナーのストーリーを

考えるのです。

 

 

生ハム抜きには始まらないのが

スペインスタイルです。

 

 

アデッソにおきましても20年前から

スペイン産生ハムを原木から

切りたてをお出ししています。

 

 

生ハムの原木ってなぁに?

木になってるの?

これ、実際にお客様から聞かれた

ことです。

 

 

生ハムの原木というのは原形のままの

生ハムのことを言います。

あなたも見たことがあると思いますが

豚の足1本まるごとです。

 

 

はじめて生ハムの原木をカウンターに

置いたときは何か得体のしれない物を

見るような目で見る方も多く

「これは何?鹿の足?」とか

ヒヅメがむき出しなので

「気持ち悪いから、あっちにやって!」

などとよく言われたものです。

 

 

スペイン産生ハムは大きく2種類

あります。

1つはハモン・セラーノそして

もう1つはハモン・イベリコです。

 

 

その違いは何か?

まずは豚の種類がちがいます。

 

 

ハモン・セラーノは白豚の腿から

作られます。

その白豚はラージホワイト種

ランドレース種、デューロック種

を掛け合わせた白豚を使います。

日本の三元豚みたいですね。

 

 

それにたいして

ハモン・イベリコは皮膚や毛の黒い

イノシシを先祖に持つ豚の腿から

作られます。

その豚は100%イベリコ種か

デューロック種とイベリコ種との

掛け合わせた黒豚を使います。

そして自然の中でドングリなどの

木の実を食べて育ちます。

 

 

イベリコ種100%で作られた

生ハムは最高級品です。

アデッソでお出ししている生ハムは

イベリコ種とデューロック種を75%

掛け合わせた豚の生ハムです。

 

 

どこかのスペイン料理店に入った時

ヒズメが白かったらセラーノ

黒かったらイベリコと

見分けてくださいね。

一目置かれるかもしれませんね!

 

 

そして味の違いですが、私の感想

になりますが、ハモン・セラーノは

熟成期間が平均で12ヶ月ぐらいの

ものが多く、脂も肉もあっさりして

います。色も淡いです。

 

 

 

それに対してハモン・イベリコは

脂を指で触ると体温で溶けてきます。

口の中でとろけた脂が広がります。

そして赤身はイノシシを先祖にもつ

豚ですから、真っ赤で力強い味が

します。そして豚なのに高級な牛肉

のようにサシが入っています。

 

 

アデッソで使用している生ハムは

36か月熟成です。

長期熟成した生ハムは

ナッツのような香りと

熟成した高級チーズのような

味がします。

 

 

そして私が最も大事にしている事。

それは切り方です。

「薄くササっときるだけでしょ~」

とよく誤解されますが、実は

切り方で味が全然ちがうんです。

 

 

腿の後ろ側はサシが入った部分です。

ここは脂の量に気を付けて切ります。

口の中がしつこくならないように。

お尻に近い部分は肉が柔らかく脂との

バランスがよく、0.5ミリ程度に

切ります。

腿の前側は結構な筋肉質です。

なので0.3ミリ程度に他の部位よりも

薄くきります。脂もほどよくつけます。

 

 

このように部位によって切り方を

変えることで生ハムの味が2倍も

3倍もおいしくなるのです!

 

 

タイプは違いますが、どちらも

スペインの食事に欠かせない

つまみの王様だと思います。

 

 

私が丹精込めて切った

切りたてハモン・イベリコを

つまみながら「肉料理は

何にしようか?パエリアは絶対に

食べたいよね!」などと今夜の食事の

ストーリーを考えながら北新地の

街でスペイン旅行気分を

味わってください。

 

 

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

 

 

〇―――――――――――――――〇

 

 

リピート率93%パエリアとシェリー酒

北新地 Adesso(アデッソ)

【住所】大阪市北区曽根崎新地1-6-3

【地図】https://maps.app.goo.gl/GDB45Wb1FtGbNd8Y7

JR東西線北新地駅43番出口徒歩3分

【電話番号】06-6348-1256

【メール】[email protected]

【営業時間】17:00-24:00

(料理L.O22:30ドリンクL.O23:00)

【定休日】日曜日

【席数】カウンター6席

4名テーブル席×3

【店主FB】https://www.facebook.com/yabuta.youichi

【VIPメルマガ会員登録はココ】

https://www.mshonin.com/form/?id=748279211

 

おとなの贅沢

【大人の贅沢とは?】

おはようございます。

アデッソの藪田です。

 

あなたにとって

大人の贅沢って何ですか?

 

 

私が初めて「贅沢だな」と、

思った事は、

 

 

それは

自分の小遣いで買った

マクドナルドの

ビッグマックを食べた時です。

 

 

中学生になって

初めて自分の小遣いで買った

ビッグマックは親に買ってもらうより

100倍くらい美味しく感じました。

 

 

そこから

数十年が経ち、

料理人になった私が

 

 

「これは贅沢だな!」

そう感じる食があります。

 

 

それは、

魚です!

 

 

市場やスーパーに行けば

年中魚が買えます。

 

 

冷凍や養殖の技術も進化しましたので

鮭や鱈など冬の魚も季節を問わず

食べることが出来ますよね。

 

 

私の子供の頃は

魚と言えば魚屋さんに行き

陳列された魚を買います。

 

 

陳列の魚は

季節ごとに変わっていきます。

 

 

それを買い

母が料理して食卓に並びます。

 

 

今思えば

季節の魚が食べられたことは

大変贅沢だったと感謝しています。

 

 

しかし

時代が変わった今も魚には

ちゃんと季節があります。

 

 

それは、

天然魚だけの事ではなく

養殖魚にもあるのです。

 

 

「養殖魚って

いつも同じ安定の味!」

 

 

いえいえ

養殖魚も季節によって

味が変わります。

 

 

なぜなら

養殖魚も自然の海で

育てるからです。

 

 

鯛や平目、ハマチなど

よく見かける養殖魚も

季節によって美味しさが違います。

 

 

アデッソの

隠れ名物メニューに

カルパッチョがあります。

 

 

カルパッチョに使う魚は

季節や、その日の市場で

「これだ!」と

納得した魚だけを使います。

 

 

アデッソでは、

天然魚も養殖魚も両方使います。

 

 

どうしても

養殖魚より天然魚の方が上と

思われがちです。

 

 

しかし

養殖技術が進んだ現在では、

天然魚よりも養殖魚が

良い場合があります。

 

 

例えば

ブリなどは天然でも

脂の乗りが悪い事もあります。

 

 

その点

養殖のブリは安定して

脂が乗っています。

 

 

脂の乗ったブリは

とても美味しいですよね!

 

 

また

養殖と天然の平目に関して

面白い研究結果があります。

 

 

地方独立行政法人

北海道立総合研究機構

水産研究本部という

研究機関での研究報告です。

 

 

その

研究報告では、

歯ごたえ、旨味、脂の乗り

 

 

いずれも

天然より養殖の方が上回っており

養殖平目が天然平目に劣ることは無く

むしろ好ましいと評価されています。

 

 

もちろん

天然平目も養殖平目も

個体差はあります。

 

 

その日の市場の仕入れで、

天然の美味しくない魚より、

養殖の美味しい魚の方が、

食事が楽しくなりますよね。

 

 

そう言う理由で

天然魚も養殖魚も区別せず

その時の良い物を

使うようにしています。

 

 

「ここはパエリアが美味しいけど

実は魚がとても旨いんだよ!」

と部下の方に教える上司の方や

 

 

「平目って、

こんなに美味しいの!?」と言う

若いカップルさん

 

 

などなど

魚の美味しさに気づいて下さる

お客様も密かに増えました。

 

 

しかし

初期の頃のアデッソでは

人気のないメニューでした。

 

 

私が料理人として

技術も経験も未熟だった為です。

 

 

今でも忘れられない

ショックな一言

 

 

それは

「醤油とワサビ下さい」

 

 

そう言われた時は

とても凹みました。

 

 

それを言われた頃は

先代の料理長に教えられた作り方で

作っていました。

 

 

その作り方は

お皿に軽く塩コショウをして

薄く切った魚を並べます。

 

 

魚の上から軽く塩コショウをして

ドレッシングをかけます。

 

 

仕上げにエクストラバージンオイルを

かけて完成です。

 

 

ドレッシングはカルパッチョ用で

レモン果汁、白ワインビネガー

オリーブオイルで出来ています。

 

 

食べ残しも随分とあり

お皿を見るのが苦痛でした。

 

 

「くっそー!」

 

 

悔しいけど

それが現実でした。

 

 

下げたお皿に残った魚を食べ

原因を考えます。

 

 

「ちょっと塩が多かったな」

 

 

「ドレッシングの酸味が強いから

ビネガーを減らそう」

 

 

など

試行錯誤の結果

食べ残しは無くなりました。

 

 

しかし、

「美味しい!」の声は

まだ頂けません。

 

 

そんなある日

いつもの様に魚屋に

仕入れに行きます。

 

 

そこには

魚屋の大将と寿司屋さんが

しめ鯖の話をしていました。

 

 

「今日の鯖は分厚くて

脂が乗ってるから、塩は多めやな」

 

 

それを聞いた私は

「魚の重さだけでなく状態で

塩加減を変えるのですか?」

と、質問しました。

 

 

すると

「当たり前や!脂の乗りや

身の水分に合わせて変えるんや!」

 

 

そして

「他の魚も一緒で、まずは食べて

その魚をちゃんと知る事!」

 

 

そう教えてもらいました。

 

 

良いことを教わったとテンションが

上がり早速、試してみます。

 

 

その日に仕入れた魚を

何も付けずに食べます。

 

 

すると

身の脂の乗り具合や硬さ

水分の感じまで良く分かります。

 

 

そして次に

塩だけで食べてみます。

 

 

塩だけで食べる魚は

脂がスッキリとしながらも

甘味を感じます。

 

 

その後、

旨味がギュッと凝縮し

魚の余韻が残ります。

 

 

思わず

「美味い!魚ってホントに美味い!」

 

 

そう叫んだ瞬間でした。

 

 

そして

ある事に気づきます。

 

 

それは

今まで自分の味に

魚を合わせてきた事です。

 

 

魚だけではなく

素材に寄り添ってなかった。

 

 

そんな料理を

出し続けて来たのです。

 

 

そこに気づき

今までの作り方を一新しました。

 

 

まずは

魚の切り方から。

 

 

歯ごたえの良い魚は薄めに

身の軟らかい魚は厚めに切ります。

 

 

次に塩をします。

 

 

塩は

赤穂の粗塩を水分を飛ばした

自家製の焼き塩を使います。

 

 

この塩は

適度なミネラルを感じ

魚の旨味をグッと

引き出してくれます。

 

 

魚の脂の乗り具合や

水分量に合わせて

塩の加減をします。

 

 

塩の加減を知るまでに

10回、20回と

試食を繰り返しました。

 

 

次に、

今までならドレッシングを

使っていましたが

それを止めました。

 

 

理由は

魚の味を優先した

味付けにするためです。

 

 

酸味はレモンのみを使い

エクストラバージンオイルで

魚を和えます。

 

 

もちろん

魚の状態に合わせて

レモンやオイルの量を変えます。

 

 

掛けるだけではなく

和えることで味が魚に

しっかりと馴染みます。

 

 

こうして

アデッソの隠れ名物カルパッチョが

完成しました。

 

 

以前は

1種類の魚だけで作っていました。

 

 

今は

さらに目一杯楽しんで頂きたいので

2種類の魚で作ります。

 

 

季節やその日の市場で

「これだ!」と

納得した魚だけを使います。

 

 

組み合わせは

当日のお楽しみです!

 

 

辛口シェリーや辛口白ワイン

軽めの赤ワインを合わすと、

もう、最高です!

 

 

「え、生の魚とワインは生臭くて

合わないのでは?」

 

 

いえいえ

そんな事はありませんよ。

 

 

お刺身と違い

カルパッチョは

オリーブオイルを使います。

 

 

オリーブオイルが魚を

コーティングしている為

生臭さを感じさせません。

 

 

また

レモンの香りも臭み消しの

役割をしています。

 

 

魚には

EPAやDHAといった成分が

多く含まれています。

 

 

コレステロールや中性脂肪を

低減させる効果があります。

 

 

血液をサラサラにして

動脈硬化を予防してくれます。

 

 

また

魚にはビタミンB6が

多く含まれます。

 

 

このビタミンB6ですが

実は凄い栄養素なんです。

 

 

幸せホルモンって

聞いたことありますか?

 

 

幸せホルモンの正体は

セロトニンという物質です。

 

 

セロトニンを作るための材料が

ビタミンB6です。

 

 

セロトニンには

喜びや、やる気など幸福感を与え

抑うつ効果があります。

 

 

これは

お魚大国、フィンランドで

研究された結果です。

 

 

お魚を食べると

毎日、穏やかな気分で

生活が出来ます。

 

 

お父さん、お母さんが

穏やかだとお子さんも

穏やかに成長しますよね。

 

 

心と体の健康に良い魚ですが

農林水産省の統計によると

年々、魚を食べる量が

減っているそうです。

 

 

身体に良いと分かっていても

食べなくなっています。

 

 

その理由は

「骨が有るから食べにくい」

「調理が面倒」

「まな板の臭いを取るのが大変」

 

 

など

面倒臭いからです。

 

 

確かに

魚料理には手間が掛かります。

 

 

鱗を取ったり、皮を取ったり

小骨を抜いたりなど

沢山の手間が掛かります。

 

 

しかし

そんな手間はどうぞ私に

お任せください!

 

 

面倒な事は私に任せて

好みのお酒と

美味い魚をお楽しみください。

 

 

あなたの

大人の贅沢な時間を過ごす

お役に立ちたい。

 

 

そんな思いの詰まった

料理です。

 

 

今日も最後までお読みいただき、

本当にありがとうございました。

 

 

〇―――――――――――――――〇

 

 

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おふくろの味

【おふくろの味】

おはようございます。

アデッソの藪田です。

 

 

私は子供の頃から寝起きが悪く

朝は何度も何度も母にゆすり起こされ

それでもなかなか起きず

毎朝、怒られてばかりでした。

 

 

私には娘がひとりいまして

その娘も私に似て寝起きが悪い!

私の遺伝なんですね。

DNAって恐ろしい~

 

 

今では小学校だけではなく中学校も

給食ですが、私の中学生のころは

お弁当でした。

 

 

私が眠い目をこすりながら

ぼんやりとしたまま母の作ってくれた

朝ごはんを食べる。

 

 

その向こうの台所では母が一生懸命に

父と妹、そして私のために3人分の

弁当を作っています。

 

 

母は料理上手で実家に帰るときの

楽しみの1つは母の手料理を食べる

事です。

 

 

そんな母の作ってくれた弁当の

おかずでダントツに好きだったのが

卵焼きでした。

 

 

各ご家庭によって卵焼きの味って

違いますよねー

 

 

我が家の卵焼きは甘さ控えめで

ほどよい塩味。

これでご飯がぐんぐん進む!

 

 

卵焼きってホントに母の味代表だと

思うのです。

 

 

これって日本だけの話ではなく

私の大好きなスペインも

そうなんです。

 

 

スペインの某飲料メーカーの

アンケートによりますと

「好きな家庭料理ベストテン」で

必ずトップは

 

 

トルティージャ・パタタス

なんです。

 

 

トルティージャ・パタタスって

いったい何?

 

 

ジャガイモを具にした丸く

フライパンの形に焼いた

じゃがいものオムレツです。

 

 

オムレツは家庭料理の

象徴なんです

スペインのおふくろの味ですね。

 

 

そんなオムレツの歴史を

簡単に紹介いたします。

 

 

1800年代半ば、スペイン北部

ナバラ地方で内戦がおきていました。

 

 

戦争中ですから食料も不足し

皆、食べ物に困っていました。

 

 

困った農家の主婦たちが

知恵を出し合い、思いついたのが

 

 

「じゃがいもやパンの残りを卵に

まぜて量を増やそう!」

 

 

ということだったんです。

 

 

その料理は駐屯していた兵隊たちにも

たいへん好評で、たちまち普及

していったというお話です。

 

 

家庭料理の人気トップである

じゃがいものオムレツ誕生の裏には

貧しさゆえの工夫があったんですね。

 

 

アデッソにおきましても

じゃがいものオムレツは大人気!

 

 

お店によってスタイルもさまざま。

大きなフライパンで直径30センチ

ぐらいの大きなオムレツを作り置き

切り分けて提供するスタイルもあれば

 

 

お客様からの注文の度に

小さなフライパンで1つ1つ焼く

スタイルもあります。

 

 

アデッソではお客様の注文の都度

オムレツを焼きます。

 

 

具材はいたってシンプル。

じゃがいも、玉ねぎ、卵

味付けは塩のみ。

 

 

たったこれだけなんです。

玉ねぎは入れる店、入れない店

あると思いますが、ほんとに

シンプルなんです。

 

 

同じような材料で作りますが

お店ごとに見事に味が違う料理

です。

 

 

まずアデッソでは沢山のじゃがいもと

玉ねぎをどちらも5ミリ程度に切り

それを大きな鍋に入れ

材料が浸るぐらいのオリーブオイルを

そそぎます。

 

 

それを弱めの火加減で

煮ると揚げるの間ぐらいの感じで

じゃがいもと玉ねぎを柔らかく

していきます。

 

 

柔らかくなったら油を切り

軽く塩をふり下味をつけます。

 

 

このじゃがいもをつまみ食いすると

ホクホク柔らかで、じゃがいもと

玉ねぎの自然な甘さを感じます。

 

 

下準備はできました。

あとは卵を溶いて焼くだけ!

 

 

でもココからが大変です。

私は全神経を集中します。

 

 

溶いた卵2個に塩をひとつまみ

準備しておいたジャガイモをたっぷり

入れます。

 

 

直径15センチも無いくらいの

小さなフライパンをしっかりと

熱し、少し多めのオリーブオイルを

そそぎます。

 

 

それをグルグルとかき混ぜ形を

整えていきます。

そしてひっくり返します。

 

 

このひっくり返すがなかなか

出来ませんでした。

 

 

オムレツをひっくり返すのを

見たことはありますか?

 

 

ちいさなフライパンをひょいひょいと

振りながらいとも簡単にオムレツを

ひっくり返す。

 

 

それがカッコよく見えたので

料理覚えたての頃でしたが

「なんだか出来そう!」に思い

チャレンジしたのですが…

 

 

見事に床にダイブ!

 

 

でもやっぱりカッコよく焼きたい

思いが強かったので、その日から

毎日オムレツがまかないに。

 

 

1週間くらいで、ぎこちなさは

ありましたが、なんとなく形には

なっていきました。

 

 

さてあとは硬さの調整です。

ここは1番神経を使います。

20年以上たった今もです。

 

 

半熟に仕上げるのですが、切った時に

中身がダラダラと出るのはダメ。

切っても流れ出さず、かつ半熟。

それを目指して作りました。

 

 

まかないだけではなく、家でも

結構作りました。

 

 

毎日卵ばかり食べるのはさすがに

体に悪いのでやめましたが

仲良しのお客様にお願いして

ずいぶん作らせていただきました。

 

 

そんな皆様の協力のおかげで

私のコレだと思えるオムレツが

完成しました。

 

 

あなたのおふくろの味は何ですか?

 

 

お会いする機会があれば

聞かせて下さいね。

 

 

今日も最後までお読みいただき

本当にありがとうございました。

 

 

〇―――――――――――――――〇

 

 

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フラメンコの玉子?

【フラメンコ玉子を知ってますか?】

おはようございます。

アデッソの藪田です。

 

いきなり

“フラメンコ玉子”って何?

 

 

と、

思いましたか?

 

 

実は、

スペインの郷土料理なんです。

 

 

スペイン語で

ウエボス・ア・ラ・フラメンカ

と、言います。

 

 

ウエボスはスペイン語で

玉子という意味です。

 

 

日本語に直訳すると

フラメンコ玉子といった感じです。

 

 

アデッソでは

フラメンカ・エッグの名前で

お出ししています。

 

 

「どうして

フラメンコなの?」

 

 

「フラメンコって

踊りでしょ?」

 

 

そう

思われますよね。

 

 

この料理は

赤や緑の野菜に

玉子の白と黄色が入った

カラフルな料理なんです。

 

 

何かピンときましたね!

何かに似ていますよね!

 

 

そうです

フラメンコの衣装の様に

カラフルなんです。

 

 

フラメンコと言えば

スペインはアンダルシア地方。

 

 

この料理も

アンダルシア地方の郷土料理です。

 

 

どんな料理か

もう少し詳しくお話ししますね。

 

 

アデッソでは

玉ねぎ、赤パプリカ、黄パプリカ

ズッキーニ、ナス、を炒めます。

 

 

そこに

トマトソースを入れて

10分ぐらい煮込みます。

 

 

一緒に刻んだ生ハムや

チョリソも入れて煮込みます。

 

 

野菜がくたっと軟らかくなったら

塩で味を調えます。

 

 

生ハムやチョリソからも

塩分が出るので、塩は控えめに。

 

 

それを

耐熱皿などに盛って

上に玉子を乗せます。

 

 

あとは

250度のオーブンで、

5分ほど焼きます。

 

 

コツは

玉子を半熟に仕上げる事。

 

 

アスパラなど

その時期の野菜を入れても

美味しいです。

 

 

とても簡単でしょ?

 

 

簡単で素朴な料理ですが

実は凄いのです!

 

 

まずは

パプリカですが、

ビタミンが豊富です。

 

 

中でもビタミンCが野菜や

果物の中でもダントツに多いです。

 

 

ビタミンCはシミの原因となる

メラニン色素の生成を抑えます。

 

 

紫外線からお肌を守り、

美肌に役立ちます。

 

 

また

ナスは水分が多いので

栄養価が高いとは言えません。

 

 

ですが

ナスの皮にはナスニンという

色素成分が含まれます。

 

 

このナスニンですが

抗酸化作用があり

老化を防いでくれます。

 

 

そして、

ズッキーニには食物繊維が多く、

お腹の調子を調えてくれます。

 

 

また

ビタミンB群が豊富で

疲労回復に役立ちます。

 

 

玉ねぎには

硫化アリルという成分が含まれ

血液サラサラ効果が期待されます。

 

 

トマトは

リコピンが豊富で美肌に

役立ちます。

 

 

そして

忘れてはならない主役の

 

 

玉子!

 

 

玉子は

完全栄養食と呼ばれているのです。

 

 

完全栄養食とは

人が健康を維持するために必要な

栄養素をバランスよく含んでいる

食品のこと。

 

 

具体的には

筋肉や血、骨など体を作るために

欠かせないたんぱく質が含まれます。

 

 

体にとって、

重要なエネルギー源である

脂質を含みますが、動脈硬化予防に

効果のあるリノール酸を含みます。

 

 

そして

ビタミンA、B、D、Eなどを

バランスよく含みます。

 

 

また

カルシウム、鉄、亜鉛、

マグネシウムなどのミネラルを含み

体の生理機能をコントロールします。

 

 

体内で合成することの出来ない

必須アミノ酸も多く

良質のタンパク質が補給できます。

 

 

一見、素朴な田舎料理に見えて

実はこんなに凄いんですよ!

 

 

熱々のフラメンカ・エッグを食べ、

冷たい白ワインをどうぞ。

 

 

シェリー好きなら

アモンティリャードという

熟成系シェリーがお薦めです。

 

 

良く煮込まれて消化も良いので

胃もたれの心配もご無用です。

 

 

きっと

栄養満点のこの料理を食べた次の日は

朝からやる気がみなぎってますよ!

 

 

「〇〇さん、いつもイキイキして

凄い!」

「お肌がツヤツヤで羨ましい~」

なんて

噂されているかもしれませんね!

 

 

今日も最後までお読みいただき、

本当にありがとうございました。

 

 

〇―――――――――――――――〇

 

 

リピート率93%パエリアとシェリー酒

北新地 Adesso(アデッソ)

【住所】大阪市北区曽根崎新地1-6-3

【地図】https://maps.app.goo.gl/GDB45Wb1FtGbNd8Y7

JR東西線北新地駅43番出口徒歩3分

【電話番号】06-6348-1256

【メール】[email protected]

【営業時間】17:00-24:00

(料理L.O22:30ドリンクL.O23:00)

【定休日】日曜日

【席数】カウンター6席

4名テーブル席×3

【店主FB】https://www.facebook.com/yabuta.youichi

【VIPメルマガ会員登録はココ】

https://www.mshonin.com/form/?id=748279211

 

 

これってスペイン料理?

【これってスペイン料理?】

おはようございます。

アデッソ藪田です。

 

なぜだか

寒くなって来ると

無性に食べたくなる料理って

ありませんか?

 

 

私は、

オーブンで焼くと

香ばしい良い匂い。

 

 

そして、

トロ~りと伸びる

アレが食べたくなります。

 

 

アレとは?

 

 

そう

チーズです!

 

 

ある食品会社の

アンケート調査がありました。

 

 

「あなたはどの季節に

チーズが食べたくなりますか?」

という質問に対して、

 

 

全体の約70%の方が

「冬に食べたい」

と、答えたそうです。

 

 

その理由として

「熱々のグラタンが食べたいから」

という答えが1番多かったそうです。

 

 

私だけではなくて、

冬にチーズが食べたくなる方が

多いのですね!

 

 

チーズの歴史は古く

紀元前3500年頃にまで遡ります。

 

 

家畜化された山羊や羊の乳から

作られていたそうです。

 

 

日本は、

飛鳥時代に“蘇”(そ)と呼ばれる

チーズの様な物がありました。

 

 

今、

私たちが食べている

西洋型のチーズは

明治時代に作り始められます。

 

 

北海道でアメリカ人技師の指導で

チェダーチーズを作ったのが

始まりのようです。

 

 

アデッソでも

チーズを使った料理は大人気です。

 

 

その一つに

3種チーズのオムレツがあります。

 

 

作り方は簡単で

ジャガイモと玉ねぎのオムレツに

3種類のチーズをのせて

オーブンで焼くだけ。

 

 

まずは

ジャガイモと玉ねぎのオムレツを

作ります。

 

 

ジャガイモと玉ねぎを

5ミリ程度に切り

大きな鍋でゆっくりと

揚げると煮るの間ぐらいの感じで

柔らかくします。

 

 

10分ほどでジャガイモが

柔らかくなりますので

油を切って塩を少し振ります。

 

 

卵2個を溶いて

ジャガイモをたっぷりと

入れます。

 

 

直径15センチくらいの

小さなフライパンに

少し多めの油をひいて焼きます。

 

 

後でオーブンで焼きますので

ここでは

軽く混ぜる程度に焼きます。

 

 

ほとんど

卵が生の状態です。

 

 

そして

上からチーズを乗せていきます。

 

 

使うチーズは

マリボー

ゴルゴンゾーラ

マンチェゴ

 

 

この3種類を使います。

 

 

マリボーはデンマーク産の

セミハードチーズです。

クセのない味が特徴です。

 

 

ゴルゴンゾーラはイタリア産の

ブルーチーズです。

ピリッとした刺激が特徴です。

 

 

マンチェゴはスペイン産の

ハードチーズです。

ナッツの様な香りが特徴です。

 

 

その3種類のチーズを

ジャガイモのオムレツの上に乗せ

250度のオーブンで5分焼きます。

 

 

焼きあがったオムレツは

チーズの香ばしい香りで

見た目はピザのようです。

 

 

実は、

この料理をは、お客様からの声が

ヒントになって完成した料理なのです。

 

 

開業当初のアデッソは

イタリア料理のお店でした。

 

 

今では

スペイン料理の店になりましたが

イタリア料理と並行していた時期も

あったのです。

 

 

その頃のお客様から、

「もうピザはやらないの?」

と、声を多く頂きました。

 

 

そうですよね。

ピザを食べたいですよね。

 

 

そのため、

「これは何かやらなきゃな」

 

 

ただ、

スペイン料理屋に軌道修正したので、

今までのピザを提供できないのです。

 

 

そう感じたので、

オムレツにチーズを乗せて焼き

ピザの代わりにしたのです。

 

 

ピザに見立てた料理なんです。

 

 

 

スペインでは

チーズをたっぷり使った料理は

ありません。

 

 

なので

これはスペイン料理とも

イタリア料理ともどちらとも

言えません。

 

 

 

あえて言うなら

「アデッソ料理」とか、

「ピザのアデッソ風」とか、

言ったところでしょうか。

 

 

焼きたてを切ってみると

チーズがとろりと伸びます。

 

 

見ているだけで

食欲がそそられます。

 

 

そして

熱々をハフハフと頬張ると

 

 

焼けたチーズの香ばしい香り

そしてクリーミーな味。

 

 

その後に

ゴルゴンゾーラの

ピリッと刺激がやってきます。

 

 

それを

ジャガイモの優しい甘さが

包み込んでくれます。

 

 

そこに合うのは

ちょっとコクのある白ワインです。

 

 

チーズの味に負けない

コクのある白ワインが抜群に合います。

 

 

口の中がスッキリするだけではなく

チーズの良い香りが残り

余韻を最高に楽しめます。

 

 

そのままでも、焼いても

美味しいチーズですが、

美味しいだけではありません。

 

 

チーズには

ビタミンAが多く

身体の抵抗力を高めます。

 

 

また

ビタミンEも含まれ

抗酸化作用があり

アンチエイジングが期待されます。

 

 

カルシウムも多く

子供の成長に欠かせませんね。

 

 

また

カルシウムには

精神を安定させる働きもあります。

 

 

美味しく体に良いチーズを使った

3種チーズのオムレツです。

 

 

そして

冬はなぜか、

気分が落ち込みやすい

季節でもありますよね。

 

 

そんな時は

温かい料理が心を落ち着かせて、

やる気を起こします!

 

 

チーズの温かさと

カルシウムの効果で

 

 

「あの人いつもポジティブで

凄いね!」とか、

「憧れる!」とか、

 

 

会社で、

言われるかもしれませんね!

 

 

寒い冬を

美味しく乗り切りましょう!

 

 

あなたの

冬が楽しくなる料理です。

 

 

今日も最後までお読みいただき、

本当にありがとうございました。

 

 

〇―――――――――――――――〇

 

 

リピート率93%パエリアとシェリー酒

北新地 Adesso(アデッソ)

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全席禁煙になりました。

いつもご利用ありがとうございます。

9月1日より全席禁煙となっております。

ご家族で来店したいとのお声も増え、出来るだけ多くの方の希望を叶えたいと思い今回この様に決断いたしました。今後は喫煙されるお客様におかれましては、玄関前に設置されてます灰皿をご利用ください。

#Bar Restaurante Adesso

#北新地アデッソ

GoToEatキャンペーンについて

みなさんこんにちは。
Adessoです。

今、話題のGo to eatキャンペーンに当店も参加しております!
当店の予約は「ぐるなび」「食べログ」「一休」からできますので、
ご予約は下記より行ってください。

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みなさまのご予約を心よりお待ち申し上げております。

連休ですねー

こんにちは😃アデッソです!

いやぁ〜しかし毎日毎日茹だる暑さでまいりますね。

早い方は今日から、多くの方が明日から連休と言う事で北新地の街はちょっと緩い空気が流れてます。

暑さで疲れた身体にはビールもエエけど、レブヒートでスカッとしましょ!では今日もよろしくお願いします!